Amazon RDS
RDBをクラウド上で利用できるサービス。
データベースサーバの構築・運用管理など負担が大きい作業から解放してくれる。
RDSのAZ(アベイラビリティゾーン)
RDSを使うためには、VPCの中に異なるAZのサブネットが作成されていなければならない。
RDSはマルチAZオプションを有効にすることで、複数のAZにスタンバイを配置することができる。
マルチAZを無効にした場合でも、後から有効にできるようにするために、複数のAZが必要である。
新たにサブネットを作成した場合、ルートテーブルがデフォルト設定のままだとVPC内からしかアクセスすることができない。
「ルートテーブルの変更」でパブリックサブネットと同じルートテーブルIDをセットする必要がある。
(デフォルトゲートウェイ(0.0.0.0/0)にインターネットゲートウェイがアタッチされる)
セキュリティグループの設定
タイプ | MySQL/Aurora |
プロトコル | TCP |
ポート | 3306 |
ソース | EC2インスタンスのセキュリティグループ |
※EC2インスタンスからのRDS(MySQL)へ接続する場合
パラメータグループの設定
パラメータグループとは
データベースの設定値をテンプレートとして保存しておけるもの。
RDSのデフォルト設定では、文字コードがlatin1なので日本語を扱うことができない。
文字コードを変更したパラメータグループを作成する必要がある。
MySQLの場合、以下のパラメータの値を変更する。
character_set_client | utf8 |
character_set_connection | utf8 |
character_set_database | utf8 |
character_set_results | utf8 |
character_set_server | utf8 |
Amazon SES
Amazon SESとは
Eメール送信サービス、Amazon Simple Email Serviceの略。
2020年1月現在、送信・受信共に1000通あたり0.1USD/月。
EC2からの送信の場合、62,000通/月の無料枠がある。
設定手順
- SES管理画面に「Emial Addresses」をクリック
- 「Verify a New Email Adddress」をクリック
※ここで登録したアドレスだけがメール送信元にすることができる - 確認メールが届くので、承認を行う
ここまでの手順だとサンドボックス状態にあり、以下の制限を受けてしまう。
- 送信先は、検証済みメールアドレスおよびドメインに制限される
- 最大で 24 時間あたり 200 メッセージを送信できる
- 最大で 1 秒あたり 1 メッセージを送信できる
Amazon SES サンドボックスの外への移動
AWSサポートセンターに申請する必要がある。
送信処理の実装
AWS SDKを使用してAmazon SES からメールを送信することができます。
AWS SDK は、複数のプログラミング言語で利用することができ、以下のサイトにコード例が掲載されている。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/send-an-email-using-sdk-programmatically.html
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