「個人開発をはじめよう!」の感想・備忘録1

点数

85点

感想

たくさんの個人開発者の様々な考えやエピソードが掲載されていて、とても参考になったと同時に良い刺激を受けた。

以下の内容が印象に残った。

  • 収益を上げるのは難しい
  • 最先端の技術、大規模サービスの知見、キレイなドキュメント、美しいコード、仕様変更に柔軟な設計、などは不要
  • 企業での開発では共通処理をどうするか、インターフェースの意識合わせ、仕様決定待ち、などがあるが個人開発にはない
  • 世の中に出回る技術情報はほとんどがチーム開発が前提であったり、保守やコストの観点が抜け落ちているため、個人開発にとってはオーバースペックである
  • AWSなどのクラウドも魅力的に見えるが、料金が高いため安いVPSで十分と判断することが多い

便利なツールなど

  • WEB上でテーブル設計
    SQL designer
  • WEB上で画面遷移の設計
    Draw.io
  • 利用規約作成
    書籍「良いウェブサービスを支える利用規約の作り方」
  • Webプッシュやスマホアプリへのプッシュ通知
    OneSignal
  • ReactやVueのコンポーネントの挙動や表示を確認できるツール
    Storybook
  • WEBサービス紹介サイト
    WebFolio、ツクログ、SeekUps、ロケットリリース、AppsTimes、WEBサービスまとめてみた、など
  • フリーの英単語データ
    ejdic-hand
  • フリーの英単語音声データ
    project shtooka
  • HTML文字列からデータを取得するPythonのライブラリ
    Beautiful Soup

スマホアプリへの広告掲載

配信会社(アドネットワーク事業者)を利用する。
著者はAdmobしか利用したことがないとのこと。

  • Admob: Google
  • MoPub: Twitter
  • Nend: ファンコミュニケーションズ
  • Amoad: サーバーエージェント

広告収入

  • ダウンロード数60万: 15,000円 / 月
  • ダウンロード数28万: 2,000円 / 月
  • ダウンロード数15万: 5,000円 / 月

9割以上が海外からのダウンロードであり、収益を増やすなら海外展開は必須。
それでも小遣い程度であり、アプリ開発で高収入を得るのは相当難しい。
著者は「100円の有料版をリリースしたがマネタイズとしては失敗だった、100円であれば無料版の広告クリックで余裕で稼げる」と述べている。

スクレイピング

2010年、岡崎市立図書館の利用者がプログラムで1秒に1回検索システムにアクセスしたことでシステムがダウンした。
攻撃の意図はなかったが利用者は逮捕された。
スクレイピングを行う際は相手に負荷をかけないよう十分に気を付ける必要がある。

スクレイピングはHTML構造が変わると修正が必要になるため、APIが提供されているサービスではAPIを使うべきである。
スクレイピングのライブラリはSeleniumかPlaywright(Puppeteerの後発版のようなもの)が使われることが多い。

モチベーションを保つために

  • 1ヶ月で作りきれるものにする
  • 最小限の機能で作りユーザーの反応を見ながら改善していくべき(リーンスタートアップ)
  • 大事なのは「完璧を目指すよりまず終わらせろ」であり、後でリファクタリングすればよい
  • ログイン機能、マイページ、アバター機能、などは後回しにし、サービスのコアになる部分だけを作るべき
  • 初めは1つのコンポーネントで作り、後で分割していけばよい
  • 動的な数字などは決め打ちで書いて後で直せばよい
  • 最初はiOSだけに対応し、PC版やレスポンシブ対応は後回しでよい
  • CSSは書かない、bootstrap, Bulma.io, Semantic UIなどで十分

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