概要
SPFレコードに複数のIPアドレスを指定する場合、以下のTXTレコードをDNSに追加する。
v=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx +ip4:yyy.yyy.yyy.yyy -all
(+ip4
の部分はip4
でも構わない。デフォルトが+であるため)
なお、IPアドレスが1つの場合はv=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx -all
とする。
間違った書き方
以下のようにTXTレコードを複数行追加してはならない。
v=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx -all
v=spf1 +ip4:yyy.yyy.yyy.yyy -all
確認方法(確認ツール)
- https://www.kitterman.com/spf/validate.html
Domain Nameにドメイン名を入力してGet SPF Record (if any)をクリック⇒SPF record passed validation test with pySPF (Python SPF library)!
と表示されていれば問題なし - https://mxtoolbox.com/spf.aspx
Domain Nameにドメイン名を入力してSPF Record Lookupをクリック⇒一覧の「Test」が全てOK(緑のレ点)になっていれば問題なし
参考サイト
https://www.rfc-editor.org/rfc/rfc7208.txt
関連書籍
DNSがよくわかる教科書
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株式会社日本レジストリサービス(JPRS) 渡邉結衣、 佐藤新太、 藤原和典 SBクリエイティブ 2018年11月24日頃