npm runコマンド (npm srcipts)とは?
Node.jsをインストールすると、npm run xxx
で任意のコマンドを実行できるようになる。
これはnpm scriptsと呼ばれ、任意のコマンドのショートカット(エイリアス)を定義することができる機能である。
npm runコマンド (npm srcipts)の使い方
package.jsonのscriptsに実行したいコマンドを定義する。
例えば、以下のように定義するとnpm run now
でdate
コマンドが実行できるようになる。
※package.jsonが格納されているディレクトリに移動してから実行
{
"scripts": {
"now": "date"
}
}
オプションを指定する場合
npm-scriptsの実行時にコマンドオプションを指定したい場合は、--
の後ろにオプションを指定する。
以下の定義であれば、npm run now -- -u
とnpm run utc
はどちらもdate -u
コマンドが実行される。
{
"scripts": {
"now": "date",
"utc": "date -u"
}
}
runの省略
名前がstart, stop, restart, testの場合はrunを省略して実行することができる。
例えば、npm run start
はnpm start
だけで実行することができる。
以下の定義であれば、npm test
でdate
コマンドが実行される。
{
"scripts": {
"test": "date"
}
}
npxコマンドとは?
npmやyarnでインストールしたパッケージを実行するためのコマンド。
npxコマンドを使わない場合は./node_modules/.bin/xxx
で実行する必要があるが、npxコマンドを使うとnpx xxx
だけで実行することができる。
例えば、webpackというパッケージをnpm install webpack
でインストールをした場合、./node_modules/.bin/webpack
をnpx webpack
だけで実行することができる。
npxコマンドでインストールも行う
インストールされていないパッケージをnpxコマンドで指定した場合、パッケージをインストールしてから実行される。
実行後にパッケージは破棄される。