書籍「Arduinoでロボット工作をたのしもう!」のまとめ。
点数
70点
感想
全9章だったが、2章以降はわかりづらく初心者には不親切な内容に感じた。
1章でArduinoの基本的な知識や手順を知ることができた。
主な内容
Arduinoエントリーキット
最初はArduinoエントリーキットを買うべき。
USBケーブル、ブレッドボード、ジャンパワイヤー、LED、抵抗器が揃っている。
LED
LEDにはアノード(A)とカソード(K)という2つの電極があり、AからKの方向に電流を流すと光り、逆に流すと光らない。足が長いほうがアノード。
参考サイト
http://www.my-craft.jp/html/aboutled/led_kyokusei.html
ブレッドボード
ブレッドボードは真ん中横方向に溝があり、上半分と下半分に分かれている。部品用エリアは縦方向に穴が5個あり、電気的に縦につながっている。上と下にある電源ラインは赤がプラスで青がマイナスであり、電気的に横につながっている。
参考サイト
https://denshi-kousaku.nazotoki-k.com/kiso/eic-801.htm
プログラムの書き込み
- PCとArduinoをUSBケーブルでつなぐ
- Arduino IDEを起動
- 「新規ファイル」ボタンをクリック
- プログラムを入力後、ファイル⇒名前をつけて保存
- 「検証」ボタンをクリックするとコンパイルされる
- 「マイコンボードに書き込む」ボタンをクリック
LEDを点滅させるプログラム
以下のプログラムで、Arduino基盤のピン13にあるLEDを点滅させることができる。
void setup() {
pinMode(13, OUTPUT); // ピン13を出力モードに設定
}
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH); // ピン13の出力をHIGH設定(5V)
delay(500);
digitalWrite(13, LOW); // ピン13の出力をLOW設定(0V)
delay(1000);
}
明るさをコントロールする(PWM)
Arduino基盤のピン2をブレッドボードにつなぐ。
以下のプログラムで、ブレッドボード上のLEDを暗く光らせることができる。
void setup(){
pinMode(2, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(2, HIGH);
delay(1);
digitalWrite(2, LOW);
delay(1);
}
このように、光る・消すを高速で繰り返すと暗くなる。
この方法はPWM(Puls Width Modulation=パルス幅変調)と呼ばれる
明るさをコントロールする(analogWrite)
Arduinoのピン9(PWM)をブレッドボードにつなぐ
以下のプログラムで、ブレッドボード上のLEDを徐々に明るくすることができる。
void setup(){
pinMode(9, OUTPUT);
}
void loop() {
int i;
for (i = 0; i < 255; i = i + 1){
analogWrite(9, i);
delay(1000);
}
digitalWriteは0 or 1だったが、analogWriteでは0〜255を指定できる。 (analogWriteは、PWMでやったことをArduinoがやってくれる)